子どもは勝手に学び始める。

ずぼら育児コラム#1

日経DUALの働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイトで特集が組まれていた武田双雲さんの子育てに関する記事「子が勝手に学び始める オーガニック子育てのススメ | 双雲流ポジティブ子育て論「子育ては“いきあたりばっちり”」がとてもよかったので、ここに残しておく。

https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/092500124/110100003/

記事より一部抜粋。

勉強をさせたいのであれば、勉強に対するモチベーションを高めるようにしなければいけません。一番の理想は、勉強が好きで自ら勉強したくなり、勝手に成績が上がっちゃったという感じですよね。いくら「勉強しなさい!」と怒っても効果はありません。やはり、動機付けをうまくしてあげることが大事です。
 長男が3歳のとき、僕が成功したのは、歯磨きの動機付けでした。どうしても歯磨きをちゃんとしない長男に妻が手こずっていたので、「1回、オレに任せて」ということになり、実験をしてみました。ある日、妻と洗面台の前で長男に気づかれないようにコソコソしているふりをして、2人で歯磨きをしてみたのです。

異様な雰囲気に気づいた長男が「何やってんの?」とやって来ました。そこで、「いや、歯磨きなんだけど、子どもにはまだ教えられないかな。縦磨きとか横磨きとかイロイロあるんだけど、3歳にはまだ早いからなぁ……。ゴメン、これはオトナの時間だから、あっちに行っててくれるかな……」などとジラしていると、「僕にも教えて!」となるわけです(笑)。
 子どもの興味がマックスになったところで「しょうがないな」と、しぶしぶといった感じで、歯磨きの方法を教えると、「ありがとう! パパ!!」となって、以来、全力で歯を磨くようになりました(笑)。このように、親が発想の転換をして、遊び心を持って有効な方法を見つけることができれば、子育てはもっと楽しくなるのではないかと思います。

我が家でも最近、「虫歯&歯磨き問題」が急上昇中なので(笑)、そのうち歯磨きについても書きたいと思う。

オーガニックな学び?

最近、うちの旦那が「やっぱり大事なのはオーガニックな学びなんだよなぁ〜」とよく言う。”オーガニックな学び”と検索してみたけれどヒットしない(笑)。どういうこと?と聞いてみたところ、どうやら「自然に学ぶこと」らしい。オーガニックとは、化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす。つまり、大人が何かを教えようとしなくても子どもたちは自然に学びとっていくということ。大人になっても、地方に行ってその土地の人と話していると方言が知らないうちにうつってしまうような感覚なのか。iPhoneの操作などもそうだよね。気づいたらできるようになってた!という学び。

一生懸命、目的を持って学ぶことも大事だが、何かをやっているうちに気づいたらできるようになっていた!!!という環境を作ってあげることが、実は何かを学び取ることへの近道なのだ。言語の習得なども、「習うより慣れろ」っていうしね。

子どもを信じること

子どもが「教えて欲しい」と自主的に言ってくる前に、大人が子どもに何かを教えようとするとき、大人のコントロールを子どもに強いているのかもしれない。

実際、うちの5歳の長男は、文字の読み書きをほとんどしない。周りの子が字をスラスラ読めて書けるのに、うちの子はまだ読めもしない。
そこで普通の親だったら、「これは、”あ” だよ。これは?」なんてそれとなく覚えさせようとする。そこで子ども自身が興味を持っているのならば、どんどん覚えていくだろうが、うちの子はいっこうに覚えない。(でも足し算引き算は好きで「問題出して〜」と言ってくる。)

きっと、この子のタイミングというものがあるのだろう。歩くのが遅い、言語が遅いなど、発達が遅れていると心配にもなることあるけれど、とにかく、信じて待つこと をとことんやっていきたいと思う。

たまには、双雲さんも言っている発想の転換を使って、子どもたちの心をくすぐるように何か仕掛けてみるのも楽しいけどね!

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