シュタイナー学校のりんごのまんなか夢の種を伺った時に
話していた内容が、まさにと思ったので書き残しておきます。
義務教育ってそもそもなに?
子どもたちが学校や幼稚園に行きたがらない。なんでだろう。
義務教育だからって行かせないと罪になるの?行かなきゃいけないの?
そんな疑問を持って悶々と毎日を送っている親子、最近では珍しくありません。
義務教育とは?
法律に基づいて、国民がその保護する学齢児童・生徒に義務として受けさせなければならない普通教育。現行の学校教育法では、小学校・中学校の9年間の教育。
つまり、子どもの義務ではなく、保護者の義務!大人!!!
大人が、子どもたちに教育を受けさせること。
学校に通わなければいけないということはなく、
子どもが「学校に行きたくない」というのであれば行かなくてもいい。
ほとんどのことがIT化され、マニュアル通りのことは全てロボットがやってくれる時代。
そんな中、みんなで同じことを同じように学ぶ学校よりも個性に合った教育が必要。
今の時代の解釈として、
親には、我が子の素質や性格を見極めて、教育を選ぶ義務があるのではないか!
という話題がすごく印象的で、共感した。
実は、義務教育の義務は、大人の義務なんだ。
今の憲法になってから、教育は、
子どもにとっての権利であって、義務ではなくなった。
子どもが健やかに学び育つ権利を保障する義務を、
大人に負わしたんだ。1945年、太平洋戦争が終わり、
日本は、民主国家に生まれかわるわけだけど、
戦争前は、教育は、
天皇の臣民(優秀なしもべ)になるために、
教育を義務として受けさせられた。しかし、戦後は、教育は一人一人の子どものために、
国が国民の税金を使って、
子どもの成長を助けるために行うことになった。
行政は、学ぶ権利を保障するための学校を設置する義務と、
親は就学の義務といって、学校に行くよう整える義務をもった。「働いてこい」と奉公(おつとめ)先に出してしまうと、
子どもは学校へ行けないことになる。
そんな親は、子どもの学ぶ権利を保障するんじゃなくて、
じゃましていることになるから義務違反、ということになる。ところが、今の不登校は、
親は学校へ行けるように手続きもし、条件も整えている。
だから、親の義務違反にはならない。つまり、子も、親も、違反していないんだ。
堂々と、学校休んでいいんだよ。
行かないからといって罰せられることはない。
悪いこと、間違ったことをしていない。
これはよく知っておくといいね。引用:不登校は義務教育違反? ~不登校のひろば by 東京シューレ
https://www.shure.or.jp/futoko/iroiro/page10.htm
適応指導教室?!
適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)、または教育支援センターは、市町村の教育委員会が、長期欠席をしている不登校の小中学生を対象に、学籍のある学校とは別に、市町村の公的な施設のどこかに部屋を用意し、そこで学習の援助をしながら本籍校に復帰できることを目標に運営している教室である。(wiki)
学校に適応しない子どもが行く教室….?
復帰しなければならないの??
反抗期?!
反抗期(はんこうき)は、精神発達の過程で、他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のことである[1]。子供から大人へと成長する過程で誰もが通るものとされている。
反抗期は2回あるとされ、幼児期の反抗期を第一反抗期(第一次反抗期)、思春期の反抗期を第二反抗期(第二次反抗期)としている[2]。(wiki)
ここでいう、他人の指示。
そもそも、大人が正しいことを言っているていう前提なのがおかしい。
意見を押し付けてくる大人に対しては、反抗する方が、健全だと思う。
社会が全て大人のエゴで成り立っている
教育について調べていくと、大人の意図が絡まり合っているなぁと感じる。
子どもは大人の操り人形じゃない。
大人のしいたレールの上を素直に歩いてきて苦労している若者がどれだけいることか。
子どもでも赤ちゃんでも一人の人間として扱うことが
これからの社会をよりよくしていく大事なポイントなのかもしれない。
最近はそんなことを考えている。
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